saryの日記

つよがりで、がんばり屋さんな女性たちへ。肩の力をぬいてもあるけるようになるための日記☆ボイジャータロットから連想する気づき☆

本からの学び

こんばんは。

3月30日のカードは「Trust」=信頼。

 

たくさんの手、手、手・・・

握手する手、抱える手、水をすくう手、花を両手で持つ手、なでる手。

見ていて感じるのは、ロマンとか冒険とか、物語の雰囲気。

 

 

 

「自分の手で紡ぐからこそ、それを信じられる」

というのを、今日は思いました。

 

といのも、さっきまで『はなとゆめ』(冲方丁角川書店)という本を一気読みしていました。

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この本は清少納言の一生を描いたものですが、歴史うんぬんや枕草子についてのことよりも、彼女の恋愛観や3度の結婚、内裏勤めで得たもの、主君への愛情など、その過程での悩みや葛藤、気持ちが描かれた小説です。

歌(和歌、漢詩など)がいろいろと用いられているのも読んでいて面白いし、清少納言がとても「今っぽい人」のように感じて、教科書で習ったイメージとは真逆にくどくど悩むし思ったより小心物で可愛らしい恥じらいのある人で(笑)、なんだか身近に感じられて面白い本でした。

 

 

印象的だったのは、こんな話の部分。

清少納言はできる歌人の父に見合わない自分の劣る歌才がコンプレックスだったけれど、新しい「枕」(和歌でも漢詩でもなく、日記ですらない、脈絡なく想いや考えや思い出をつづったもの。つまり新しい文章のスタイル?)を手にしたことで、そこから解放された。

その才能を引き出してくれたのが、彼女の主君となった、帝の后・中宮さま。

その主君はまさに聖賢の王で、聖賢の王とは人に何かを与えはしない。その人を、その人にしてくれる。

 

そこから、

・持って生まれた才能や恵まれた環境は一見ありがたいけれど、コンプレックスにもなること

・それに苦しんでいたとしても、人との出会いをきっかけに遂には乗り越えたこと

・自分の手で自分のスタイルを築き上げたことで、親や周りのプレッシャーから解放されたこと(あまり気にしなくなったということ)

と印象に残りました。

 

と同時に、そうさせてくれる、導いてくれる「誰か」を求めたり憧れたりする気持ちはみんな持っているんだなぁとも思いました。

(昔組んでいたバンドメンバー(先輩方)が、私にとってのそんな対象だったんです)

 

 

でも、その「誰か」とは、主従でも、依存でもなく、同志とか対等であることが大切。

代わりにやってくれるとか、物を与えてくれるんじゃなくて、機会をくれる存在。

お互いが、自分の考えや才能を確かめられて、その場をもっと良くしていける機会を。

 

信頼をおける人や関係性って、そんな感じかな? と本を読んでて思いました。

 

 

 

2018.3.30「Trust」

 

 

 

 

 

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